京都嵐山温泉 渡月亭 公式ブログ 【RYOKAN】
京都嵐山の料亭旅館『渡月亭』の主人が、不定期に渡月亭はもちろんのこと京都・嵐山の情報を御贈りいたします。京都・嵐山観光やご宿泊、結婚披露宴などのお祝い事や、ご法事などのご会食に最適な料亭旅館 【KYOTO RYOKAN ONSEN】
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能楽(つづき)
先日の『能楽』の続きを少し・・・

合間合間にお話いただいた興味深いお話を聞かせていただいた内容を覚えている限り、お伝えしたいと思います。

まず、囃子方について・・・
囃子方は『笛』『小鼓』『大鼓』『太鼓』の4種類があり、四拍子と言われます。また、『笛』を除いた3種が三拍子と呼ばれ、野球などで走攻守三拍子揃っているなど今も使われる言葉の元であるということです。

雛祭りの歌に「♪五人囃子の笛、太鼓~♪」とありますが、五人囃子とはシテ方と四拍子のことです。
雛人形の並べ方がわからない方へ?右からシテ・笛・小鼓・大鼓・太鼓です。参考にしてみてください。

語源としては・・・
【太鼓持ち】
宴席にはべって客の機嫌をとり、芸などを見せて座を盛り上げることを職業にする男性。幇間(ほうかん)。
人にこびへつらってひたすら気に入られようとする人のたとえにも使う。
<明鏡国語辞典より>
と言うことなんですが、これがなぜ『能』からきているのかといいますと、昔は今のように太鼓を据える台が無く、太鼓方は叩く人と太鼓を叩きやすいように持っている人がいたので、こういった意味につながっていったとか。

【はねる】
劇場・映画館などで、その日の営業を終了する。
芝居小屋の外囲いの蓆(むしろ)を上にはねあげたところからいう。
<明鏡国語辞典より>
まさしく『能』の舞台が終わった時に幕を跳ね上げたところからきているそうです。

【桧舞台】
ヒノキの板を張った立派な舞台。
自分の腕前を披露するのにふさわしい晴れの舞台。
<明鏡国語辞典より>
その昔、地方興行では間に合わせの舞台しかなく、ヒノキで作られた立派な舞台にはなかなか当たらなかったところからきているそうです。

【板につく】
能面をつけると、目にあいた小さな穴と面と顔との隙間から自分の位置を確認するらしのですが、このようにほとんどの視界が遮られた状態ですので、足の裏も重要な情報源で板と板の継ぎ目でも自分の位置を確認します。それがスムーズにできるようになると【板につく】の状態であるということ。ここから転じて今の意味になったとか・・・。

この他にも沢山のお話を聞かせていただきました。
これを読んで興味をお持ちになられた方は先日紹介させていただきました『能にしたしむ会』・『囃子堂』に足を運んで頂きまして貴方の耳で心ですべてを吸収して頂きたく思っている若主人でした。

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コメント
この記事へのコメント
私も勉強になりました!
いつか機会を作って『能』を拝見したいと思っております!
2007/06/11 (月) 14:20:44 | URL | 若主人 #9/yqn3T.[ 編集]
勉強になりました・・・
囃子方・板につく・・・興味深く拝読しました。

奥が深いですね☆


2007/06/11 (月) 00:41:38 | URL | 新門荘 #-[ 編集]
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